わたしたちは、日常の生活において、医薬品、農薬、食品関連物質、工業化学物質等数万種類に及ぶ化学物質の恩恵を受けながら生活しています。これらを適正に使用するためには、適切な安全性評価が欠かせません。

新しい化学物質が
みなさんの
お手元に届くまで

  1. Flow
    01

    新しい化学物質の開発

    様々なメーカーによる化学物質の開発が行われています。

    • 医薬品

      例)頭痛薬

    • 農薬

      例)除草剤

    • 食品

      例)食品添加物

    • 化粧品

      例)口紅

    • 一般化学品

      例)洗剤

  2. Flow
    02

    メーカーからの依頼

    メーカーから、化学物質の毒性試験の依頼を受けます。

  3. Flow
    03

    安評センター

    生体に対する影響を様々な角度から評価します。

  4. Flow
    04

    メーカーによる化学物質の安全性の検討

  5. Flow
    05

    国の機関の承認

    • 農水省
    • 厚生省
    • 経産省
    • 環境省

    当社から出されたデータを基にメーカーで、化学物質の安全性の検討をします。さらに製造許可を受けるために、国の機関へデータを提出します。承認後、製造販売されます。

  6. Flow
    06

    メーカーの製造・販売

  7. Flow
    07

    みなさまのお手元へ

    こうして安心して使っていただける化学物質が、みなさんのお手元に届きます。

科学技術の発展に伴い、わたしたちのまわりには、医薬品、農薬、食品、化粧品、一般化学品などの化学物質が数えきれないほど存在してきています。しかしこれらの化学物質は、もともと生体にとって全く無害なものなどありません。むしろ、有害でない使い方があるだけなのです。実際に使用方法や使用量を誤ると、効き目のある薬でさえもいっぺんに毒になってしまいます。そしてわたしたちだけでなく、わたしたちをとりまく環境を危険に晒すことになりかねません。そうならないためにも、それらの化学物質がどのような作用があるか、どのくらいの量で安全かを的確に予測しなければなりません。
当社では、これらの化学物質が生体にとってどのような影響があるのかを、動植物を用いて色々な角度から確認しているのです。要するに当社とは新しく開発された医薬品、農薬、食品添加物、化粧品、一般化学品などをみなさんに安心して使っていただけるように評価する機関なのです。

当社では以下の試験を行っています

微生物・細胞を使った試験 遺伝毒性や発がん性の予測
ラット・マウスを使った試験 一般毒性や発がん性の予測
サル・イヌを使った試験 一般毒性の予測
ラット・ウサギを使った試験 次世代への影響
魚類・甲殻類・藻類・ウキクサ類等を使った試験 環境への影響
代謝試験 薬物の生体内での動態観察
一般薬理試験 生体機能への影響

当社の
サポート

部門別のサポート
お客様それぞれの立場にあったサポートを提供。

経験に裏付けされた高度な科学技術、様々な視点から幅広いサポート・試験を実現いたします。

経営層の方

お悩み

  • 今後創薬に力を入れていきたい。
  • 外部に委託できる試験は積極的に外部委託を行い、探索研究に力を入れたい。
  • 包括的な契約により安定して試験の委託を行うことも視野に入れたい。

当社のサポート

開発初期から申請用の試験まで幅広い対応が可能

また、様々な形式の契約を結ぶことも可能です。

企画部門の方

お悩み

新規プロジェクトについてどれくらいの予算や期間を見込んでおけばいいのかわからない。

当社のサポート

プロジェクトに合わせた様々な提案が可能

試験種、試験費用、スケジュールなど、新規プロジェクトのプランに合わせて提案いたします。

開発部門の方

お悩み

自社でノウハウがない試験や検査を外部委託したい。開発・検討から委託できる施設を探している。

当社のサポート

各分野における試験の受託が可能

評価系の開発や検討からも受託可能です。

お問い合わせ〜報告書提出までワンストップサポートの流れ
積み重ねたノウハウにより、お客様の負担を大幅に軽減

営業部門と試験責任者の緻密なコミュニケーションが、ご相談から試験報告完成までストレスフリーなフローを実現。

  1. Flow
    01

    お問い合わせ

    お客様

    お電話またはこちらのフォームよりお問い合わせください。受託内容、価格など、まずはお気軽にご相談ください。

    お問い合わせフォームは
    こちら

  2. Flow
    02

    安全性試験についてお打合わせ

    当社営業

    お客様がご希望される安全性試験についてお打ち合わせいたします。品目ごとに対応する試験も異なりますので、検査されたい品目や形状をお伺いし、当社より最適な試験内容を提案いたします。開示いただいた化合物情報などは機密情報とし、外部に漏洩することはございません。ご希望であれば秘密保持契約を締結することも可能です。

  3. 秘密保持契約書の締結

  4. Flow
    03

    提案
    (見積・試験項目・試験方法・スケジュール・試験実績など)

    当社営業

    ご要望の明確度にあわせ、お客様のビジネススピードの妨げにならない試験スケジュールの提案を行います。制度や業界に不慣れなお客様には、試験のアドバイスや注意点のご案内など、受身にならない提案を心がけております。ご要望が明確なお客さまへは、試験実績や試験の対応可能範囲など、お客様の判断材料となる情報のスムーズな回答・提案を行っております。

  5. 試験委受託契約書の締結

  6. Flow
    04

    当社間での引き継ぎ

    当社営業当社試験責任者

    当社の営業担当と試験責任者による緻密なコミュニケーションによる引き継ぎ

  7. Flow
    05

    被験物質情報などの必要情報の提供

    お客様

    試験計画を立案するための情報源となる被験物質情報・その他必要情報を提供いただきます。試験責任者または担当者が、提供いただきたい情報や必要書類などについてご案内いたします。

  8. Flow
    06

    試験責任者と打ち合わせ

    当社試験責任者

    当社営業担当者から引き継いだ資料とヒアリング内容を元に、お客様と当社試験責任者が具体的な試験内容の詳細についてお打ち合わせを行い、試験目的に適う試験計画書案を作成。ご提出いたします。

  9. 試験計画書FIX

  10. Flow
    07

    試験内容に応じた非臨床試験

    試験内容に応じて、必要な動物を選定し非臨床試験を行います。体重・摂餌料の測定、臨床観察、飼料の分析を行い、その後解剖・臨床検査〜各臓器の組織切片を鏡検します。

  11. 提供被験物質を使用した試験実施

  12. Flow
    08

    最終報告書草案の提出とご納品

    当社試験責任者

    実験終了後、試験責任者から報告書草案をご提出いたします。(英文での報告書の作成も可能です。)

  13. 最終報告書FIX